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働く母さんのブログ。本ブログの内容は個人的なものであり、私の所属する企業等の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

子育て中の親への放送大学

子育てにまつわる話は、デマや客観性に欠ける個人的体験なども山のようにあって困るのですが、個人的に「これなら参考にしていいんじゃないか」と思うのは放送大学です。ひとつひとつのトピックにちゃんと参考文献を出してくれるので安心。「人間はどのように育っていくのか」がちょっとわかった気になります。

講座によって放送時期が違っていて、今やっている「学習と学習支援の心理学」などはあまりグッとはこなかったりもするんですが、1学期から再開される乳幼児心理学などは見て良かったです。

乳幼児心理学(’12)|KAMOKUNAVI - 放送大学

 

これも見ました、面白かった。

放送大学 授業科目案内 発達心理学特論('11)

 

他の講座は下記などを参考に。

放送大学 授業科目案内 共通科目 一般科目(人文系)

放送大学 授業科目案内 専門科目 心理と教育コース

ラジオは聞いたことがないのですが、「発達心理学概論」「乳幼児の保育・教育」などは聞いてみたいです。

 

妊娠中のデマの検証については山形浩生さんの紹介してらしたこの本は良かったですが、前提知識が日本とは少し違っているものもあるので、考えながら読む必要はあるかも。


エミリー・オスター - 山形浩生 の「経済のトリセツ」

ワンオペで2歳・0歳の子供2人を風呂に入れる方法あれこれ

うちは育休中も上の子が保育園に通えているので、2人目ができて一番の負担はお風呂です。1人時代より時間がかかる上、片方に手をかけている間片方が泣いたりぐずったりするのを聞くと心に刺さりつつ、いくつかの方法を試しました。

1・下の子はベビーバス、上の子と一緒に入浴 (所用時間目安:合計1時間30分)

自分が服を着ている状態で下の子をベビーバスで入浴させ、別途上の子と2人で入浴します。
利点は上の子と下の子の風呂のタイミングが独立なこと。私は上の子のお迎えの外出の後に入れたかったので上が在宅中に下の子を入浴させていましたが、上がいないときに入れると穏やかな2人の時間が過ごせます。
一方で、ベビーバスの片づけなどの手間があるので、私の場合は合計でだいたい1時間半ほどかかりました。日に日に大きくなる下の子を左手だけで支えるのも、疲労した手首には結構な負担です。また、下の子の風呂中に上の子がいると、しきりに何か喋りかけてきたり、洗面台で遊んで「びちょびちょー」などと言っていたりするのですが、背後の見えないところで何かされているのもとてもストレスです。

2・3人同時に風呂に入る (所要時間目安:1時間)

より多くの体力と気合が要りますが、準備片付けが少ないことと、下の子を洗っている間に上の子が目に届くところにいるので多少気楽です。

  1. 上の子と自分が風呂に入る
  2. 上の子の頭と体を洗う
  3. 上の子をおもちゃと共に湯船に入れる
  4. 自分の頭と体を洗う(この時、顔だけは洗わない)
  5. 下の子の服を脱がせ、洗い場で体を洗う (顔はガーゼでぬぐい、お尻は洗面器で洗う。頭や体は母の膝の上で抱っこしながら)
  6. 下の子を抱いて、上の子の入っている湯船に一緒に入る
  7. 下の子のかけ湯をして風呂から出す
  8. 下の子の体を拭いて保湿し、服を着せる
  9. 自分が再度湯船につかって、上の子と少し戯れた後、顔を洗って風呂から出る
  10. 化粧水等をつけ、上の子に風呂から出るよう促しながら頭や体をざっとふく
  11. 上の子の体を拭いて保湿し、服を着させる
  12. 上の子と自分の髪を乾かす
  13. 洗濯機に子供の汚れ物を入れタイマーセット(夫が干してくれる)

簡単に言えば、上の子→自分→下の子のFILOです。

各人ごとに書くとこんな感じ。

上の子 下の子
母に同行する   湯船に湯をためはじめる
    下の子のスイングチェアに服とタオルをセットし、自分と上の子のパジャマを用意する
母に同行する   空気清浄機、授乳クッション、授乳時に口元に当てるタオルを寝室に移動
自分のタオルやパジャマを引きずって移動 スイングチェアで風呂に移動 パジャマを持ちスイングチェアを押して風呂に移動
服を脱ぐ スイングチェアに寝る 風呂に移動、上の子を手伝いながら服を脱ぐ
頭と体を洗う   ↓ 上の子の世話
湯船で一人遊び   ↓ 頭と体を洗う(顔は洗わない)
  ↓   ↓ 下の子の顔洗いガーゼ用の手桶にお湯を張る
下の子のおしり洗い用洗面器にじょうろで湯を注いで遊ぶ 服を脱ぐ 下の子の世話
  ↓ 湯船の外で頭と体を洗う   ↓
じょうろで皆に湯をかける 母の抱っこで湯船につかる   ↓
湯船で一人遊び 湯船から出て上がり湯   ↓
  ↓ 体を拭く・保湿・服を着る   ↓
湯船で母と一緒に遊ぶ スイングチェアに寝る 上の子と湯船で少し戯れる
湯船で一人遊び   ↓ 顔を洗って風呂を出る
「出ない」と言いながら湯船で一人遊び   ↓ 保湿をしながら上の子に「お風呂出るよ」と声をかける
湯船から出て上がり湯   ↓ 上の子の世話、湯船に風呂洗剤をかけながら栓を抜き、湯が抜けたら流す(風呂掃除時間の短縮)
体を拭いて保湿   ↓ 上の子の世話
服を着る   ↓ 上の子を手伝いながら髪を乾かす
髪を乾かす   ↓ 上の子の世話
  ↓ 洗濯機に子供の汚れ物を入れタイマーセット、湯船にシャワーをかけて洗剤を流す

下の子が泣いて待つ時間を減らすためには自分はカラスの行水になるしかないのですが、洗顔だけは最後にしています。最初にしてしまうと、日々心穏やかに過ごせなくなるほど肌荒れするので……。上の子を湯船で遊ばせたままで化粧水などをつけてしまってから、上の子を出しています。

下の子がスイングチェアで待っている間にぐずってしまうことについては、残念ながら、夫が早く帰宅すること以外の解決方法をまだ見つけていませんが、とにかく時間短縮を優先して、現在は後者を採用しています。

後日談

子が4歳半・2歳半の2017年4月現在、上の子が自分で頭と体を洗い、拭き、服を着てくれるので、下の子の世話だけで良くなりました。洗濯物も手が空いた方の子供が洗濯機に入れてくれます。子供の成長すごい。

自由が丘のベビー・子供服

自由が丘にはとてもたくさんの子供服やさんがあります。

高いお店も色々あるようですが、私はどうしても、高くない・ゆったりしている (特にズボンが。赤ちゃん時代はぽっちゃりしていたから、今は自分で着替えしやすいように) という観点から選んでしまうので、下記の店舗をよく回ります。

  • petit main / kladskap 2ブランド併設店舗。Google Mapsでは「クレイドスコープ&プティマイン」で検索すると出てきます。petit mainはよく買います。女の子服多め。kladskapは色使いがはっきりしていてとても可愛いのですが、petit mainの倍弱ぐらいの価格なのでセールでしか買いません。
  • at park 点数少なめで落ち着いた色の男の子っぽい服が多めですが、生地がしっかりしていてゆったりしたものが多いので、うちは重宝しています。
  • BREEZE 男の子服多めですが女の子服もそれなりにあります。自由が丘ではないですが、同じ会社のapres les coursも色々なモールにあるのでよく行きます。 
  • NEXT 広めのワンフロアまるまる子供服。ファストファッションらしい感じ。シャツは買いますが、パンツは細くて買えたことがないです。
  • Gap よく伸びたりゆったりしてたりするズボンが色々あるので、ぽっちゃりさんにはありがたい存在。 他のお店と離れているので、自由が丘ではなくアカチャンホンポのついでに川崎で買うことが多いけど。
  • 無印良品 わりとしっかりしてるので、シャツをよく買います。
  • ユニクロ たまに立ち寄りますが、自由が丘のユニクロはベビー服少なめなので他で買うことが多いです。やっぱりアカチャンホンポのついでで五反田とか、通勤経路を無理やり曲げて銀座でGapと併せて寄るとか。

ぽっちゃりmaxの時代はズボンがほぼGap一択(たまにat parkとミキハウス Double B)だったせいか、子供が産まれて2年以上経つにもかかわらず、よく行く店はとても限られています…。上の子もちょっとずつ締まってきて、下の子も上ほどはぽっちゃりではなさそうなので、今後はもう少し広げていきたいところです。

抱っこ紐とベビーカーの使いわけ方・選び方

母子ともに外出に慣れてきたので、抱っこ紐とベビーカーについて簡単にまとめておきます。

抱っこ紐とベビーカー、利点と欠点

抱っこ紐の利点はまず、移動しやすいこと。エスカレーターは勿論、いざとなれば階段も使えます。欠点は、自分の体、特に肩や腰が疲れることと、赤ちゃんのお尻が押さえつけられて蒸れる上に重みがかかって痛そうなことです。
 
ベビーカーは、赤ちゃんは寝ているので、重みが分散されて比較的体に優しそうです。日よけが大きいものもあり、紫外線やホコリ対策もしやすい。歩く前の時期ならおむつ交換もベビーカー上で出来てしまいます。
一方で、かさばるので公共交通機関では肩身の狭い思いをします。また垂直方向の移動に弱く、エレベーターを探すのは面倒ですし、場合によってはベビーカーを抱えて階段を上り下りする必要があります。(エスカレーターに乗せることは禁止されていますし、駅構内で上りエスカレーターに乗せると、次に下りたい時にエスカレーターと階段しかなくて「ハマる」ことがありますので、おすすめしません)
 

使いわけ方

以上をふまえて、私はこのように使っています。
  • 抱っこ紐のみ … 保育園の送り迎えや近場の買い物など短時間の外出。または、長椅子のある店でランチするなど、途中で休憩できる見込みがある時。
  • ベビーカーのみ … よく行くショッピングモールなど、経路もわかっていて外出がだいたい1時間以上になる場合。往復の乗り換えが少なく、フロア面積が大きいショッピングモールに行く時には、抱っこ紐は置いていきます。抱っこ紐がない方が服の試着もしやすいですし。
  • 抱っこ紐とベビーカー … 中長時間の外出一般。移動中は抱っこ紐を使い、場合によってベビーカーを畳んでエスカレーターに乗ります。電車に乗っている間やデパートなどの施設内では適宜ベビーカーで休ませます。

抱っこ紐とベビーカーを選ぶときのポイント

我が家にはベビービョルンのベビーキャリアミラクルとベルトフィットコランの2種類の抱っこ紐があります。抱っこ紐で大事なのは、自分の体への負担が軽いことだと思っているので、前者を主に使って、おんぶしたい時だけ後者です。
 
ベビーキャリアミラクルは、ベルトが太く、背中から腰でもしっかり支えるため、重みが分散されて比較的楽なのが素晴らしいです。頭もしっかり支えるので首が座りきっていない頃や寝てしまったときにも安心です。前向き抱っこも結構かわいい。かさばるのはあまり気になりません。
ただ、肩への負荷を減らす構造上、おんぶができないのは欠点です。また、赤ちゃんの足が下にぶらさがるので、歩くときや座るときに当たってしまいます。
もしかしたらベビービョルンのoneの方だとこれらの欠点はないのかもしれません。
 
ベルトフィットコランは、それなりにしっかりした作りで、ベビーカーのネットにしまえて、多少でも安いものをと思って買いましたが、コンパクトといっても高が知れているな…というのが正直な感想です。1人目がまだよちよち歩きの時に2人目を妊娠したので、お腹を圧迫しないようにおんぶすることができたのは良かったですが、肩への負担は大きいため、最低限の使用です。
 
ベビーカーは、
  • 軽い
  • 片手で開閉できる
  • 日よけが大きい
を考慮して、アップリカのカルーンプラスを買いました。買うときはコンビのメチャカルファーストと悩みましたが、タイヤで衝撃を吸収する方がより理系心をくすぐったので。
軽くて片手で開閉できるので、階段やタクシーでの上げ下ろしが楽です。日よけも、混んだ電車や日差しが強いところに連れて行くときにも多少安心なので、想定通りの使い方ができています。
最近はハイシートが増えていますが、夏場や埃っぽいところを長時間外出することは少ないので、私はあまり気になっていません。
 
2年前に揃えたので、今はもっと良いものも色々あるのでしょうが、私自身はこれらで概ね満足しています。 

 

赤ちゃんがよく寝た音楽たち

2人目になると慣れと母乳の安定生産とで何とでもなる寝かしつけですが、1人目が赤ちゃんの時は苦労しました。そんなとき、寝かしつけに使うとよく寝た曲です。
 

Pachelbel's Canon 

 

アダージョ・カラヤン

アダージョ・カラヤン

 

 

母が発見。

 

恋の日記 (Hi-Fi Set

 

サヨナラCOLOR (Priscilla Ahn)

ナチュラル・カラーズ

ナチュラル・カラーズ

 

 

どの曲も癒し系な感じになってて良いです。

 

Casually Smashed To Pieces (The Six Parts Seven)

 

Casually Smashed To Pieces

Casually Smashed To Pieces

 

 

夫が聴いている中から発見。

 

暗闇から手を伸ばせ (小沢健二

 

犬は吠えるがキャラバンは進む

犬は吠えるがキャラバンは進む

 

 

たしか私が好きで聴きながら寝かせてみたらよく寝ました。

 

Sing a Song (Singer Songer

 

ばらいろポップ

ばらいろポップ

 

 

これも私。

 
あまり統一性はないです。特にゆったりでなくてもいいようです。私が好きな曲は私が落ち着く、というのはあったかもしれません。

NHKパリ白熱教室

ピケティ「21世紀の資本」を読むと、それだけで育休が終わってしまいそうだから読めないな、と思っていたら、ちょっと前からNHKの白熱教室でピケティ先生の講義が始まりました。良かった良かった。

NHK パリ白熱教室

長期の統計と歴史を裏付けに極力シンプルに法則を表現するのが美しくて、文学から着想を得たというのも納得。

 

21世紀の資本

21世紀の資本

 

 多分、しばらくは読みません…。

 

プレゼンを見るといいとか。

 

あんちょこ。 


そのほか参考に。

 

1歳の絵本

1歳は、全く言葉を喋らないところから「ぶっぶー」「にゃーにゃー」の喃語、「ぶっぶー、きた」の2語文、名詞数の増加、大小や色などで物を多次元に形容する、2~3語文のバリエーション、とすごい勢いで言語を獲得した時期ですが、「面白がっているか」「集中力が続くか」の観点では、読んでいた本は大きくは変わっていないように思います。

 

だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3)

だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3)

 

だるまさんシリーズは、1歳になりたての頃はあまり反応が良くなかったのですが、あるときからよく読むようになり、最初に暗唱したのがこの「だるまさんと」でした。膝の上に乗せて「だるまさんが」に合わせて揺らすなど、触れ合い遊び的に使えます。

 

わたしの

わたしの

 

この作者は「くっついた」が有名で、保育園でも読んでもらうとキャッキャしていたらしいのですが、これもとても喜んだのでよく読みました。大きい小さいが教えられるのも良いです。うちの子は乗り物好きなので、「バスが来ました」も散々読みました。

 

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

おつきさまこんばんは―くつくつあるけのほん4 (福音館 あかちゃんの絵本)

 

1歳への読み聞かせには、語数が多すぎも少なすぎもせず、絶妙な長さだと思います。

 

うずらちゃんのかくれんぼ (幼児絵本シリーズ)

うずらちゃんのかくれんぼ (幼児絵本シリーズ)

 

読む側も「もういいよ」「まあだだよ」「どこにかくれたのかな?」が抑揚をつけやすいこと、子供の側もかくれたうずらちゃんとひよこちゃんを探すことが楽しいようで、よく読みました。同じ作者の「ピーのおはなし」は、絵が独特なせいか、この本ほどはウケていないです。

 

きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)

きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)

 

こちらもきんぎょを探す楽しさがありますが、言葉が少ないので読む側が頑張る必要があります。五味太郎は「絵本はどう読んでも良い」ということを言った、とどこかで聞いたことがあるのですが、うちの子はこの本だけを何故かびりびりと破きました。

 

こぐまちゃんおはよう (こぐまちゃんえほん)

こぐまちゃんおはよう (こぐまちゃんえほん)

 

こぐまちゃんの一日が描かれていて、トイレに行くなど教育目的にも使えるんだろうな、という絵本です。

 

 

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

 

 

上の子が1歳のときにはそんなに響かなかったのですが、下の子は食べ物が大好きすぎて、毎日「読んで」とせがまれました。

 

いしかわこうじでは「たまごのえほん」の次によく読んでいると思います。2歳過ぎてからなぜか再度ハマり、「あかちゃん はいはい わにさんも はいはい」と完全に丸暗記で自分で読んでいます。

この作者は「どうぶついろいろかくれんぼ」などのかたぬきえほんシリーズも数冊買いましたが、色とシルエット当てと英語と1トピック内の情報が多すぎて、絵本の意図を全部理解するには至っていません。

 

はらぺこあおむし

はらぺこあおむし

 

うちの子供は ページのサイズが違っていたり穴が開いていたりする仕掛けを全く無視してくれますが、それでも、これもそれなりに好きでよく読んでいる時期がありました。

 

 

きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)

きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)

 

 

 「あったとさあったとさ きょだいな○○あったとさ」「こどもが100にんやってきて…」が何度か繰り返されるお話で、下の子のお気に入りで、やってきた子供を指差して「私」「おねえちゃん」「まま」「先生」などと言うのが楽しいようです。

 

かぞえてみよう (こどもMOEのえほん)(コドモエ[kodomoe]のえほん)

かぞえてみよう (こどもMOEのえほん)(コドモエ[kodomoe]のえほん)

 

絵は可愛いのですが、うちの子を見ている限り、数を習得する最初の本としてはあまり向いていないように感じました。

子供を見ていると、どうも、「数」と一言で言っても、数字という字を読むこと、123というシーケンスを覚えること、ものを1つずつ数えることはそれぞれ別のことのようです。

この本は数字自体は表紙のように動物になっていてわかりづらい上、見開き左ページにアシカが2匹、右ページにアシカで「2」の字が描かれているので、「1、2、3!」と言ってしまっています。

結局、数字は、階段を降りながらカウントアップしたり、エレベーターの表示を順に読むことで覚えています。

 

くだもの (福音館の幼児絵本)

くだもの (福音館の幼児絵本)

 

レビューにもあるのですが、いつからか「はいどうぞ」のページで食べる真似を始めます。ただ、同じ作者の「やさい」もそうなのですが、確かに絵は本物っぽいものの、読む際の広がりが出しづらく、読む側としては少し読みにくいです。

 

にほんごえいごなまえずかん ([バラエティ])

にほんごえいごなまえずかん ([バラエティ])

 

ペンで各イラストのそばのマークを触ると名前を言ってくれます。最初のうちは、子供が指さしたものや見ているものを私がペンで触っていたのですが、(途中「できない!」と癇癪をおこす時期を経て)2歳になる前に自分でペンを操作できるようになりました。比較的長い時間の1人遊びになる上、語数を増やせるので良いと思います。

 

こころをそだてる 春夏秋冬きせつのうた (おととあそぼうシリーズ)

こころをそだてる 春夏秋冬きせつのうた (おととあそぼうシリーズ)

 

歌をボタンを押すと童謡を流してくれたりするものも1人遊びに良いです。この手の音が出る本(と言っていいのか)はいくつもありますが、音量が大小調節できないものは周囲が辛いです。

 

アニメも見ていないころから、なぜか上の子はアンパンマンが好きです。しかもキャラクターは何種類あるのか知りませんが、片っ端から覚えていきます。2歳になる前にもう数十はおぼえていました。

福音館の月刊誌

0歳の頃は図書館にこまめに行っていましたが、1歳前後から少しずつ買い揃え始め、特に福音館の月刊誌を増やしています(バックナンバー常設店はこちら)。ソフトカバーなので安くて薄くて場所を取らないのが良いです。

うちの子供は、こどものともは0,1,2よりも年少版の方を面白がりました。また、ちいさなかがくのともも好きです。

「こぶたのプーちゃん」本田いづみ文 /さとうあや絵

一時よく読みました。「わーい いいものみーつけた!」「ごろーんごろーん ふわふわごろーん」など、リズムが良く、ごろーんごろーんに合わせて膝を揺らしたりして盛り上げやすいので、読む側も読みやすかったです。

「くるまにのって」岡本雄司作

風景の中に、「みどりの車」「ママと妹」「電車」など、その時々のお気に入りを見つけるのが楽しいようです。また、最後のページに、作中に出てきた車の一覧があり、繰り返し読まされたため、うちの子はマカダムローラーを知っている1歳児となりました。

「だんごむしの おうち」澤口たまみ文 /たしろちさと絵

歩き出した1歳前半に気に入っていて、繰り返し読まされました。そのためか、保育園から家に帰るときに必ずアリとダンゴ虫を観察するために立ち止まる場所がありました。

「いきを ふーっ」安江リエ文 /またきけいこ絵

これも「ふー、読んで!」と言ってよく持ってきました。「すー」「はー」を呼吸だとは理解できておらず、どっちも吐いていますが、リズムが良いので読む側も読みやすいです。

「ちいさな うみの かくれんぼ」齋藤槙作

隠れているものを探すのが好きなようで、毎ページ、すぐにカニを見つけて「これ!」と言います。

「おはな こちょこちょ」多田多恵子文 /平野恵理子絵

1歳でも余裕で読めるぐらいの語数で、ちいさなかがくのともを買うきっかけになった本です。

雑感

色々読んでいたつもりでしたが、まとめてみると、よく読んでいた本はそう数がないのだなと思いました。親が忙しかったりして読んでくれないとなると、自分で声を出して読みだしたりもするのですが、結構しっかりとおぼえていて驚かされました。

0歳のときのこと。