Local Color

働く母さんのブログ。本ブログの内容は個人的なものであり、私の所属する企業等の立場、戦略、意見を代表するものではありません。

新3年生から中学受験塾に通い始めた子が5年生になりました

新3年からSに通い始めた子が5年生になりました。

4年生の頃の感想はこちら。

https://localcolor.hatenablog.com/entry/2022/06/27/184720

塾は4年から突然本気出す

5年になると更にきつい、と聞いていたのですが、3年と4年のギャップのほうが全然きつかったです。4年から5年はちょっとギアを上げるイメージですが、3年から4年はモードが完全に切り替わってた。

今思えば3年はお遊びなので、まあ適当にやってれば良いのではないでしょうか。あと、低学年で薦められていたきらめき算数脳がどう役立っているのかは未だに謎です。あれは出来る子は出来るし、出来ない子は出来ないと思うんですか。

内容が昔より細かい、難しい

4年以降の内容を見ていると、自分の頃と比べると社会も理科もすごく細かくなっているし、国語は特に物語文では全然ストレートフォワードな問題がない。算数が一番素直な発展をしているという印象を受けています。

しかし一方で算数は子供の発達と入試問題の難易度のバランスを考慮してギリギリを攻めてくるので、5年前半は旅人算、割合、比とそれらの応用問題が怒涛の勢いで出てくることとなり、算数の感覚がない子は一気に嫌いになりそうです。

大変な世の中になっているなあと思いました。

みんな4年生から頑張りすぎ

3年の頃は大規模校で上から2番目のコースまで上がっていたのですが、4年になってからガクッと落ちたまま、結局ずっと真ん中あたりでした。

日々の学習内容で基本的なところで大穴がなさそうなことは確認していたんですが、コース昇降のかかるテストでは4年次は理社が平均を超えることがほぼなく、「えっこれでこの点数取るの?みんな出来すぎて怖っ」と思っていたのですが、保護者説明会で社会の先生に「授業時の確認テストで90点が取れる子がコース昇降のあるテストでは50点になるようにテストを作っている」と言われて納得しました。

宿題が増えた5年になって、4年とほぼ同じペースでやっているのにコースが上がってきたので、時間のある4年のうちに勉強させすぎな人たちが一部いる気がします。特に理社。たぶん、普通に宿題やってる普通の子には4年次での好成績はまず無理な世界なんだと思います。

ゆえに4年までは、本人が好きでやってない限りは、保護者会でも毎回言われていた「集団について行く」でたしかに良かったんだな、と思いました。

みんな長期休みに頑張りすぎ

常に変わらず淡々と宿題をして適当なテスト勉強をしていたうちの子は、冬休み終わりと夏休み終わりのテストで大きく成績を下げ、次の休み前までに徐々に成績を上げて行きました。その差、偏差値で10以上。つまり他の人達は長期休みにすごく勉強してるんだなと思うわけです。そんなことより4年生の休みは遊べば良いと思う。

どうあっても出来ないことは出来ない(ので成長を待つしかない)こともある

小学生に上がった頃からそうでしたが、相変わらず「何故これができないのかがわからない」という事象が小4になっても継続的にランダムに発生していました。その場では色々試みた結果「まあまだ時間があるからいいか……」と諦めていたのですが、小5になって再訪すると普通に理解していたので、成長を待つしかないこともあるようです。

とはいえ、Sでは同じぐらいの地頭の子が努力次第で偏差値40〜65の間で上下していそう

うちの子は、親から見ても勉強が不得意な方では決してないのですが、それでも宿題を手抜きすれば、テストではすぐ余裕で平均点は切るし、ちょっと真面目に勉強すれば偏差値60近くまで行きます。つまりSの上から2/3ぐらいは、トップ一握りを除いて団子状態なんだろうと思います。

これを今後いつどのくらい追い込むかは、本人の意識と親の管理なのかな、と思っている次第です。

 

以上、S通塾についての雑感でした。また何か思い出したら追記します。