新3年からSに通い始めた子が中学受験を終えました。前回はこちら。
新3年生から中学受験塾に通い始めた子が5年生になりました - Local Color
塾は6年でさらに本気出す
平日の授業(通称平常)はあまり変わらないのですが、土曜午後の授業(通称土特)で突然ゴリゴリの社会の暗記プリントを出してくるなど、一気に詰込み・総復習をしだします。
夏休みは算数が最後の新規単元(知識は習っているが扱う問題を入試レベルまで引き上げる)で、帰宅後復習する際にわからない問題があれば即助けてあげられるよう待機していたのが連日22時ごろまで続いたので、私もまあまあキツかったです。
難関校対策は6年後半でもう一段上の本気出す
6年後半からは日曜まる1日の志望校別特訓(通称SS)で、御三家(又はそれに準ずる学校の)志望者はそのレベルで戦えるように一気に引き上げていきます。「Sの本領はSS」と言われる所以だと思います。御三家志望は授業時間が足りないらしく、朝駆け(ksのみ夜討ちもあった)で1時間早く行って復習テストを受けてました。8時開始に合わせてお弁当を作り送り出していた私もキツかったです。
御三家より易しいレベルの学校の志望者は、正直6年夏休みまでの内容がしっかりと身についていれば合格点に足りるので、SSでは志望校のフレーバーをまぶしつつ基礎の補強をしていたのだろうと想像します。
やっぱりみんな早くから頑張りすぎだった
6年になると授業での演習が増えて逆に家庭での復習が逆に軽くなるからなのか、単にテキストを何周をする時間がなくなるのか、うちの上の子が5年まで適当に勉強しすぎていたのか、6年前期でぐっと偏差値が上がり、夏休みの終わりからは土日は選抜的なコースにいました。「この子はすごく頭が良いわけではないのに、要領だけが良くてすぐ手抜きをしようとするから、せいぜいSの平均少し上ぐらいで終わるんだろうな」と思っていたので、御三家レベルをまともに勝負ができるレンジになったのは意外すぎでした。私があまりにも仕事人生ですごできな人を見すぎていて、世の中の平均がわかっていなかったのかもしれない……。
ちなみにSの入試報告会によれば「6年では、半分が5年生の成績とほとんど変わらず、1/4が上がり、1/4が下がる」らしいです。
とはいえ、早くからやりこんでS偏差値65に届く子はやはり勉強に向いており、6年の途中で一時成績がふらつくことはあっても、最後はそのまま最上位層で終わっていたという印象です。
6年は先生のサポートが厚い
必須の志望校相談の面談は5月と10月の2回ですが、担当の先生がつき(強化したい科目の先生のことが多いらしい)、困ったときには随時相談に乗って下さったのは本当にありがたかったです。
Sは塩対応と言われますが、単に受験学年を最優先にしているだけなようです。……ということに、子供が6年生と4年生になって上の子の担当と下の子の担当の先生が重なることが出てきて気づきました。複数教科で重なることはあまりないので、6年も担当している先生たちを4~5年の各4教科・ブロックで薄く散らしながら、生徒の把握をしているような印象です。
第1志望は問題傾向との相性と50%偏差値が大事
第1志望は問題傾向が合っている上で50%偏差値は超える、というのが基本なようですです。合ってなければ50%を超えていても止められるし、合っていたら50%を少し切っていても第2志望以下の組み方次第でOKが出ました。
80%は安全校のラインですが、S側からうちの子におすすめされた組み方を見るに、問題傾向が合っていれば80%ぎりぎりの偏差値でも相当かたい安全校だと見なされていたようでした。
え、麻布が54で桜蔭は56?サピックス〈50%偏差値〉公表で「ワンチャンあるかも…」と中学受験親がザワつくワケ | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン
何校受けるかは家庭の方針次第
うちも最低限の受験回数でしたが、御三家レベル受験者は2月午後校は受けないことが多いみたいです。実際Hぐらいしか同じレンジの学校がないので。
1月校を何校も受ける人も周囲にはいましたが、Sからは「模試以上本番未満の体験を直前にしておくと良い」程度の助言しかなかったです。
ちなみに首都圏は関西に比べて学校が多くて選択肢があるように見えるけど、御三家レベルになると意外と選択肢が少ないです。理由は↓にもあるように絶妙に地理的に散っていて校風もてんでばらばらなこと。関西のように「学力を踏まえると近所ではここしか目指すところがない」ぐらいの方がいっそ生徒に多様性あるのではないかとすら思います。
WのNNについて
結局前期のNN模試だけ受けて入塾しなかったのですが、それなりに難しく、女子だとS偏差値50台を切ることがある子は入れなかったと思います。月25000円ですし、自校舎にSSの冠講座がなければ有効かもしれません。
NN志望校別コース 小6 | オプションコース・講座 | 中学受験の進学塾・学習塾なら早稲田アカデミー
1人目が終わってみての感想
最低限の勉強内容で済ませたがる効率厨の上の子を、「そういうことじゃない」と、できる限りやらせる方向に向かわせるのが一番大変でした。彼女には、中高のうちにどこかで「最低限で済ませようとすると重要な機会を失うことがある」「後悔しないよう最初から全力でやる」といったことを経験してほしいです。